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渡船禁止?山形県で離岸堤防の釣りが出来なくなるのはいつから?山形県酒田港含む

釣り

山形県の酒田港では渡船で離岸堤防の釣りを楽しむ釣り人が毎年沢山いますが、本当に渡船禁止になってしまうのでしょうか?

釣り人の間では今年も離岸堤の釣りが出来るのか、不安の声が上がっているようです。

というのも、2024年4月1日遊漁船業法が改正し、これまで何十年も釣り人から愛されてきた「沖堤防の釣りや離岸堤防の釣り」に一部罰則が科せられることになりました。

いつから渡船が出来なくなるのかは、各県にゆだねられているようなのですが、山形県はどうやら2024年9月末までになりそうです。

この法改正を受け「渡船」を営んでいる業者の方や釣り人から悲しみの声が多数あります。

ただでさえ釣り場が減ってきているのに、離岸堤防でも釣りが出来ないとなると、とても残念でなりません。

ふく子
ふく子

実際どういった場所がNGなのでしょうか?法改正した内容を見ていきましょう↓

引用:水産庁

今のところ「山形県」の離岸堤防への渡船業務はは2024.9月末までのようです。

ですが、業者さんによって時期は異なると思いますので詳しくは直接お問い合わせください。

2024年4月1日遊漁船業法改正のパンフレットによると「立入禁止の場所に案内しない」とあります。

ん??そもそも立入禁止の場所は入っちゃダメでしょ。

と、思うかもしれませんが、立入禁止と書かれた離岸堤防等の場所=(イコール)危ない場所でも以前は注意喚起程度で了承されていたのですね。

釣り人から大変人気がある場所だったからでしょうか?ある意味今までは自己責任という事でした。

ちなみに、離岸堤防とはその名の通り、岸から直接行くことができない、沖にある防波堤のことを言います。

本来の役割は、大波が沿岸に打ち寄せるのを抑えるために作られたものです。

そのため、離岸堤防では潮の当たりが良く大きな魚や様々な魚種を釣ることが出来るので釣り人からはとても愛されており、釣り文化の一つとなっていました。

離岸堤防は全国各地の沿岸沖に点在しており、釣り場としても近隣の船着き場などから渡船で渡ることができました。

かねてから心配はされていましたが、いよいよ執行となり釣り人からは悲しみの声が続出しているようです。

渡船業を営む業者さんもかなりの痛手になるのではないでしょうか。

ふく子
ふく子

渡船は、「離岸堤防」へ行ける一つの方法です。渡船を営む業者さんへ離岸堤防で釣りをしたい日を予約し料金を支払って連れて行ってもらうシステムです。海を知り尽くしている地元の方に船を出してもらうので安心感もありました。

「渡船」とは、とせんわたしぶねと呼ばれ、釣り人を沖に渡したり、岸と岸を行き来する船の事を呼びます。

釣り人からは沖にある堤防へ行く手段として古くから利用されてきました。

また、渡船の歴史は江戸時代の頃から始まり、比較的距離の短い航路を荷物を乗せて運んだり、庶民の交通の一つとして使われてきました。

今でも川や運河に囲まれた大阪の大正区では8ヵ所の渡船場があり、市民の交通の手段に利用されています。

利用の仕方としては、川の向こう岸に渡りたい時など数分で川を渡り切れるので一番の近道のようです。

ふく子
ふく子

渡船に乗り会社へ出勤したり、自転車ごと乗せて買い物や学校へ行く姿は馴染みのない私からするとちょっと憧れます♪

イタリアの水の都「フィレンツェ」のようですね。

道路と同じ認識なので料金はかからず無料との事です!

ちなみに、航路の長いものはフェリーと呼ばれます。

二種類の呼び方で使い分けされるのは日本だけみたいですね。

さて、今まで「立入禁止」場所や、「離岸堤防」釣りは容認してきたのに今更?とも思えるような法改正ですが、なぜこのタイミングなのでしょうか?

渡船禁止の理由としてはやはり、近年遊漁船業における死傷者数が増加している傾向にあるからだそうです。

釣り人口が増加しているからでしょうか?

釣り人口が増加し渡船利用者も増え死傷者数も増えたという事でしょうか。

命を守るためには苦渋の決断だったのかもしれません。

引用:水産庁

とは言え、全国では何十年と渡船で生計を立ててきた方も多く、救命胴衣着用必須と安全に配慮しながら営んでいた業者も沢山おります。

以前は、離岸堤防で釣りが出来る事が一つの観光となり、観光マップにも記載があるほどでした。

それほど渡船業で収入を得てきた業者さんにとってはとても苦しい改正になることは間違いないでしょう。

この改正を受けて廃業をせざる負えない業者もいるのではないでしょうか。

また、釣具店にも影響があると考えられます。

釣り人から大変人気がある渡船での離岸堤防釣りですが、以前大阪湾では一部立入禁止をしない区域を作っていたようです。

(大阪港湾局・計画整備部 内谷一也課長)
 「自己責任の上で釣りを認めてほしいとか、一定のルールを決めて釣りをしてほしいというのが大半の意見としてございました。安全性が確保できるところにつきましては、救命浮環とか縄梯子、注意看板を設置した上で、一部『立入りを禁止しない区域』を指定しております」

※大阪港湾局の状況が法改正を受けた後2024年現在も同じなのかは分かりません。

離岸堤防での釣りは本当に魅力的で、離岸堤防の釣りをこよなく愛する釣り人は沢山いる他、釣具店や渡船業者からも復活の声は多々あるようです。

ですが、年々死者数や事故が増えていることは事実。

渡船業も廃業ともなれば命に係わりかねませんが、難しいところだと思います。

全国的に署名活動を行っている地域もあるとの事なので、渡船での離岸堤防や沖堤防釣りを愛する釣り人の皆様、お世話になっている渡船業の方にお話を聞いてみてください。

そして、2024年9月末まで山形県での渡船業はOKということなので、それまで渡船業の方々へ貢献しつつ、離岸堤防での釣りを思いっきり楽しみたいですね。

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