秋田県にある本荘マリーナは、釣り好きにとって人気のスポットで、四季を通じてさまざまな魚種が狙える魅力的な釣り場です。
特に、冬の訪れとともに賑わいを見せる「ハタハタ釣り」は、多くの釣り人にとって見逃せないシーズンイベントです。
しかし、釣りを楽しむ上で大切なのが、釣り禁止場所やルールの把握。
この記事では、本荘マリーナ周辺の釣りポイントや、注意すべき禁止エリア、さらに旬のハタハタ情報を調査してお届けします!
秋田県本荘マリーナとは?
出典:じゃらんnet
本荘マリーナとは、秋田県由利本荘市石脇の海岸に整備された海浜レクリエーション施設です。
「ゆりほんじょう海の駅」として、海の駅に登録されています。
2006年には本荘港一帯がみなとオアシスほんじょうとして、みなとオアシスに登録されました。
南には鳥海山、北には男鹿半島が見え、海水浴場・オートキャンプ場・温泉保養施設が隣接しています。
防波堤周辺と子吉川の河口と沖では、魚釣りも楽しむことが出来ます♪
本荘マリーナの場所と地図
秋田県由利本荘市に位置する本荘マリーナは、日本海に面した美しい港町の一角にあります。
ここでは、本荘マリーナの所在地とアクセス情報についてご紹介します。
住所 | アクセス |
---|---|
秋田県由利本荘市石脇田尻32 | 【自動車】秋田自動車道秋田北ICより20分 【電 車】土崎駅下車→タクシー15分 秋田駅下車→タクシー25分 |
本荘マリーナで釣れる魚種
秋田県由利本荘市にある本荘マリーナは、多彩な魚種が狙える釣りスポットとして知られています。
日本海に面したこのエリアでは、季節ごとに異なる魚種が楽しめ、初心者からベテランまで、多くの釣り愛好者が訪れます。
ここでは、本荘マリーナで釣れる魚種についてご紹介します。
本荘マリーナの釣り場所や釣りポイント情報
釣り好きの間で人気の本荘マリーナは、秋田県由利本荘市の日本海沿いに位置する魅力的な釣り場です。
このエリアには初心者から経験者まで楽しめるポイントが点在しており、さまざまな釣り方で多種多様な魚を狙うことができます。
今回は、本荘マリーナでおすすめの釣り場所や釣りポイントご紹介します。
防波堤周辺
防波堤周辺は、足場の良い岸壁とテトラの上からの釣りになります。
テトラから釣りをする場合、万が一に備えて濡れたテトラポットの上でも滑りづらい靴(ブーツ)を履いてライフジャケットを着用しましょう。
ライフジャケットは国土交通省認定の桜マークがついた製品がおすすめです。
濡れたテトラポッドや苔の生えた古いテトラポッドの上でグリップ力が高い靴はフェルトソール+スパイク付きなのでおすすめですよ。
また、暗い時間帯や波が高いときなど危険を感じたときは、無理をしないようにしましょう。
投げ釣りでカレイやキスを狙うなら、外側に投げるのがおすすめです。
テトラ付近は、クロダイやアイナメが釣れます。
サビキでは、小アジやサバ、イワシなどが釣れます。
アジはサビキだけでなく、表層から中層や底など、幅広い範囲をルアーで攻めると尺アジに巡り合えるかもしれないので、ぜひチャレンジしてみてください♪
下におすすめのアジングロットを載せておきます。
ぜひ、いろいろなやり方を試してくださいね。
子吉川河口
子吉川河口は、ハゼ・シーバス・クロダイ・ヒラメ・コチが釣りの対象魚です。
ちなみに、シーバスは、四季によって捕食する対象と着く場所が変わる傾向があります。
「落ち鮎」と呼ばれる秋に鮎が産卵する時期は、塩分濃度が薄い場所まで遡ってくるときがあり、また、大雨の後に上流からエサとなる小魚が流れてきたときや稚鮎の遡上する時期など、状況によって釣れる場所が変わります。
小魚の群れを追いかけるイメージが浮かびますが、エビやカニのような甲殻類にゴカイなども虫、ハゼなどの底に着いている魚も捕食するので、食べている魚の大きさに合わせて、ルアーをセレクトするのがポイントになります。
おすすめのルアーはコチラ。
条件が合えば、浅瀬でトップに出ることもあります。
堤防釣りに人気があるシーバスですが、シーバスがルアーへの反応が悪いときなどは、視点を変えてクロダイ・ヒラメ・コチなどを狙ってみるのも良いかもしれません。
最近では、クロダイはルアー釣りのターゲットとして大変人気があります。
以前ならエサ釣りがメインでしたが、ここ数年はチニングというルアー釣りのジャンルに発展しています。
おすすめのクロダイ専用チニングタックルを下に載せておきます。
本荘マリーナの遊漁船情報
釣りを楽しむなら、遊漁船を利用するのも一つの手段です。
遊漁船では、経験豊富な船長と共に、より良い釣り場へ案内してもらえるため、釣果が期待できます。
ここでは、本荘マリーナで利用できる遊漁船の情報や予約方法、サービス内容についてご紹介します。
初心者でも安心して楽しめるプランから、ベテラン向けのチャーター便まで、さまざまなニーズに対応する遊漁船をご紹介しています。
本荘マリーナの釣り禁止場所
本荘マリーナの釣り禁止場所は、子吉川の河口にある羽後本荘港防波堤灯台です。
フェンスが建てられ看板には「関係者以外立入禁止」と書かれていますが、実際はフェンスの先に釣り人が入っているのが現状です。
過去には釣り人が落ちて、行方不明になったことがありました。
落差が大きいテトラが並んでいます。
このテトラで足を踏み外して、海に落ちたと考えられます。
自分の命を守るためにも、数が減ってきている釣り場を守るためにも、ルールは守りましょう!
本荘マリーナで人気のハタハタ情報
出典:釣り百貨
本荘マリーナは、秋田県を代表する魚であるハタハタがよく釣れることで知られています。
特に冬のシーズンには多くの釣り人が訪れ、ハタハタの釣りを楽しんでいます。
この小型魚は、その美味しさと手軽さから地元でも人気のターゲットです。
ここでは、本荘マリーナでのハタハタの釣り方やシーズンについて詳しく紹介します。
初心者でも簡単に釣れるハタハタの魅力をお伝えします。
ハタハタの釣れる時期や釣り方
本荘マリーナで人気のハタハタ情報ですが、毎年12月上旬からハタハタが港内に入ります。
釣れる時期は12月の中旬辺りまでですが、温暖化の影響でここ数年ばらつきがあるようです。
海に向かって、左側の防波堤が比較的よく釣れます。
釣り方は、餌を付けず「ハタハタ専用」のサビキ釣りになります。
東北限定の釣りなのでネットで仕掛けを探しても出てきませんでした。
ハタハタ釣りが出来る港の近くにある釣具屋さんで購入することが出来るのでそちらに訪れてみてください。
また、釣り方は、餌を付けずに仕掛けを上下に動かすことで針に引っ掛ける様に釣ります。
ハタハタ釣りの季節は、波が高く風が強い日が結構あるので、必ずライフジャケットを着用しましょう。
ハタハタの食べ方
出典:農林水産省
このハタハタは、持ち帰って食べることができます。
新鮮なハタハタを食べることができるのは、釣り人の特権です。
ポピュラーな食べ方として塩焼きと煮つけと唐揚げがあげられます。
20㎝以上の大きさなら、刺身にして食べることもできます。
卵「プリコ」を抱えているメスにはプチプチとした独特の食感があり、食べた人でなければ解からないものです。
秋田県ではハタハタを使って、「しょっつる鍋」を作ります。
しょっつる鍋は、秋田県を代表する郷土料理です。
その他、干物、塩漬け、麹漬け、糠漬け、お米と一緒に発酵させた「ハタハタ飯寿司」などの加工食品は、昔から保存食として引き継がれています。
このように魅力ある魚ですが、昭和から漁獲量が減少しています。
水温の変化や産卵できる場所が不足したことが原因だと言われます。
水産資源を未来に残すためにも持って帰るときは食べる量だけにしましょう。
本荘マリーナの釣り情報まとめ
本荘マリーナでの釣りは、豊富な魚種と美しい自然環境が魅力的です。
初心者から上級者まで、誰もが楽しめる釣りスポットであり、適切な装備とマナーを守ることで、より充実した釣り体験が得られます。
安全に配慮しながら、自然と調和した釣りを楽しんでください。
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